2023年01月31日

団員の練習会日記 Vol.313-2023年1月22日

いよいよ本番まで1か月を切りました。本日はめずらしく午前中の練習です。

前回時間切れになった全奏練習です。
うん?これまでマエストロから指示されたはずのことができていません。
ニュアンスの一体感、アンサンブル、うまくいきません。

練習の最後、マエストロからオーケストラ奏者としての心がけについてお話がありました。

準備してくるのはオーケストラ奏者としてあたりまえのこと。準備をしてこないとお互いの足を引っ張り、ものすごく効率が悪くなる。

各回の練習で明らかになった課題を、できないなりに準備していくことが大事で、それは技術云々の話ではない。

メンバー 一人一人が高い次元で準備・理解していれば、本番はものすごくいいものができる。そのようなオケに人はあつまるし、ブロカートフィルはそのようなオケであってほしい。残り3回の合奏でベストを尽くしていただきたい。


とても、とても耳の痛い諫言でした。限られたリソースを音楽に捧げる覚悟があるからこそのアマチュアオケマンなのに、原点を忘れていたことを実感しました。のこり3週間、原点に立ち返る決意をしたのでありました。

次回の練習日記はファゴット 吉田さんです。

チェロ 土田
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2023年01月12日

団員の練習会日記 Vol.312-2023年1月8日

1/8、年明け初回の練習となりました。
今年は卯年という事で、演奏面含め飛躍のある一年にしたいものです。

仕事初めもまだということもあり、休みボケ状態ではありました。今日の練習で一気に解消と思いましたが、シベ6の1楽章のコントラバスは年末年始に匹敵する長期休み。休みボケ解消は当初の予定から大幅に遅れることとなりました。

練習は各交響曲全楽章の予定でしたが、残念ながらそれぞれの1・2楽章に留まりました。
これはシベリウスが、特に6番が非常に繊細な曲目であったからだと思います。各パートが繊細に折り重なっているからこそ時間をかけて練習したかいはあったと思います。

本番まであと少し、より精度を高められるよう頑張りたいと思います。

次回の練習日記はチェロ 土田さんです。
よろしくお願いいたします。

コントラバス 新井
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2023年01月06日

団員の練習会日記 Vol.311-2022年12月18日

今回は新しい試みで、日曜日の午前中の練習です。会場も初めてのところ。指揮は、前回、9月の定期演奏会でコンサートマスターを務めてくださった松田拓之先生です。

まずはシベリウス第1番の第3楽章、スケルツォから。速い3拍子で難しい楽章です。ヴァイオリンの旋律は、ダンダンダン、ダダダンダンと聞こえますが、初めのダンはアウフタクトです。「ダダというところの8分音符が重くならないように。アウフタクトを感じて、3拍目を軽く。全部の拍が平等にならないように」。9小節目からの管楽器は、「ためすぎて遅れないように、フレーズの形をイメージして、3拍子の立体感があるように」。何度もヴァイオリンでお手本を弾いてくださって、ていねいに指導してくださいます。「大縄跳びに入るときに引っかからないようにする感じで。入る前からテンポに乗っておかないといけない」。比喩がおもしろいです。演奏する感じを、ヴァイオリンで弾くだけではなく、何度も歌って聴かせてくださいます。

次は第1番の第4楽章。アンダンテのところ、「ここは歌です。ディミヌエンドの弓の使い方に注意してください」。練習番号Kのあとのフーガのようなところ、「シーラ、ソ♯ラシソ♯という2小節間のモチーフがほかのパートにしっかり聞こえるように。16分音符を弾く人は、そのモチーフを消さないように」。練習番号Rのあと、「嵐のような感じで。情景をイメージして」。練習番号Uでは、「弓の配分に気をつけて、たっぷりと、音が抜けないように。ものすごく幅広くなる感じ。細かい音は海のうねりのように」。

それから、第6番の第3楽章。いったん終わりまで通してから、「ヴァイオリン、歌っても軽やかに、遅れないように。16分音符の続くドラえもんみたいなところ、ここは難しいです。左手の指ははっきり、右手の弓はクレッシェンドやボウイングの感じに気をつけて。エレガントに、一生懸命感が出ないように」。最後は第6番の第4楽章です。「北欧の自然の音です。風が吹いているような感じ。不思議な和音のところも、耳を澄ますと自然の音が聞こえてくるような気がします」。

第6番はあまり耳慣れない曲でしたが、何度も練習するにつれて、だんだん好きになってきました。

次回は、コントラバスの新井さんにお願いしました。
         
ヴィオラ 鈴木克巳
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2022年12月18日

団員の練習会日記 Vol.310-2022年12月4日

今回は吉川先生にご指導いただきました。ゲストコンマスの白井篤先生、ゲストヴィオラトップの小野富士先生にもご出席いただきました。シベリウス交響曲第1番、第6番ともに3,4楽章を練習しました。

1番の第3楽章から練習が始まりました。吉川先生の指示でいきなり基本的リズムの全員斉奏をしました。具体的には冒頭近くから繰り返し現れる、@「ダン ダン ダン ダカ ダン ダン」(ティンパニが初出)というリズムと、しばらくして現れるA「タッタタ・タータ」です。リズムに対する理解をみんなで統一するためということです。これはよく考えると(本当はよく考えなくても)大切なことだと気づきました。@は聞いている方からするとダンダンダン・ダカダンダンにしか聞こえません。しかし楽譜上は最初のダンはアウフタクトでダン・ダンダンダカ・ダンダンというふうに切れます。これをウインナワルツ風に演奏したらダァ・ダーダァダカ・ダーダァというふうになってしまいます。(ダーとダァではダーのほうがちょっとだけ長い)まさかそんなふうに演奏するヒトはいないとは思いますが、そういう成分が交じると全然合わなくなるでしょう。小節の区切りは意識しつつも、シベリウスがわざわざずらしているものを完全に小節にはめ込んでもいけないので演奏が難しいところだと思います。

Aが始まる前にはたいていヘミオラ風の二分音符同音反復があって変な感じになり、Aが始まってワルツ風の三拍子になりちょっとホッとすると、あるところのバイオリンでは上昇半音階のきざみになってしかもそれが2拍ごとにアクセントが付けてあるので、ヘミオラといえばヘミオラですが、刻みなのでどこか二拍子の雰囲気が忍び寄り、しまいに8分の6拍子風に4分の3拍子を真ん中で叩き割ってしまいます。またそこにかぶせて@の一拍ずれた三拍子が入ってきます。
そう考えてくるとこの楽章はリズムの妙味を聞かせる楽章で、ちゃんと演奏すれば面白いけれど頑張らないと難しいとわかりました。

この日もまだいろいろありましたが長くなりますのでこの辺で。
最後に、ゲストヴィオラトップの小野先生のお話はめっちゃ面白かったです。

次の日記担当者はヴィオラの鈴木さんです

Vn 水野
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2022年12月08日

シベリウスのお誕生日

本日12月8日は「フィンランド音楽の日」です。フィンランドの国民的作曲家ジャン・シベリウスの誕生日を祝い、国旗を掲揚することが慣習となっているそうです。

スウェーデンによるフィンランド侵略が始まったのは12世紀。そしてシベリウスが生きた1865年〜1957年もたいへん苦しい時代でした。ロシア支配時代、第一次世界大戦、内戦、ソ連との冬戦争とカレリア地方の割譲、ソ連との継続戦争、ドイツ軍とのラップランド戦争、そして1945年、敗戦国として迎えた第二次世界大戦終結。長い支配の中で、人々は「純粋なフィンランドの文化」を心から求めていました。シベリウスが生み出す「フィンランドの音楽」は、渇きを癒やし、くじけそうになる心を鼓舞してくれる絶大な存在だったのです。シベリウスは晩年の30年間は新作を発表していませんが、それにもかかわらず葬儀は国葬として執り行われ、数万におよぶ人々が葬列に参加したといいます。

ブロカートフィルハーモニー管弦楽団第46回定期演奏会はオールシベリウスプログラムです。「カレリア」組曲の「行進曲風に」で始まり、交響曲第6番、交響曲第1番を取り上げます。実はこのプログラム、指揮者の吉川先生のたっての希望で決まりました。先生が吹奏楽でトロンボーンを始めた中学生の頃、他校が演奏する「フィンランディア」を聴いてシベリウスを知り、交響曲のスコアを船便で海外から取り寄せては(当時、地元のヤマハには取り扱いがなかったそう)それを見ながらレコードを聴くのが楽しかったそうです。思い入れのたっぷり詰まったシベリウスを少しでも素敵に演奏できますように・・・もっと練習頑張る!とシベリウスのお誕生日に改めて誓います。

ブロカートフィルハーモニー管弦楽団 第46回定期演奏会
2023年2月19日(日) 13時30分開演(12時45分開場)
すみだトリフォニーホール 大ホール

指揮 吉川 武典 (NHK交響楽団トロンボーン奏者)
ゲストコンサートマスター 白井 篤 (NHK交響楽団第2ヴァイオリン次席奏者)
ゲストヴィオラトップ 小野 富士 (元NHK交響楽団ヴィオラ奏者)

シベリウス  「カレリア」組曲から「行進曲風に」
シベリウス  交響曲第6番
シベリウス  交響曲第1番

チケットはテケトで購入できます。
https://teket.jp/5215/18169

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posted by brokat at 15:55| Comment(0) | 演奏会情報