2019年02月20日

団員の練習会日記 Vol.270-2019年2月10日〜11日

練習会日記に初登板のOb 川瀬です。
今回は2/10-11に行った合宿の回になりますが、ということは練習分量がいつもより多いので日記量も多い?
とは諸般の事情なりませんのでご容赦ください。(夜のお酒で記憶が…)

しかし、ブロカートの合宿は練習量が多いですね。
弦楽器に至っては2/10AMから分奏されておりましたから、全日程に参加された方はさぞかしお疲れではないかと。
同時にブロカートは恵まれているな、と思うのは、分奏も全てトレーナーの先生に見ていただけており、
全く気は抜けないですが充実度は言うまでもなく、でした!(最後は燃料切れしましたが…)

さて、合宿日記ではないので肝心の練習内容についてふれさせていただきます。
私はマーラーのみでモーツァルトは降り番なので、マーラーのみの内容になることをご容赦ください。

恵子先生の分奏は初日夜に木管のみで1〜3楽章、2日目朝に金管も一緒に4楽章がありました。
記憶が定かでないのでTuttiとも併せて個人的に各楽章で印象的だった部分を以下に挙げてみます。

1楽章:冒頭の木管ユニゾン
 恵子先生からは「機械的に動くのではなく、少し歌の要素もあっていい」というアドバイス。吉川先生からも似たコメントもありました。
 この部分は本当に凍るような静寂の中でのフレーズであり、合わすことだけに集中してしまいがちですが、
 動きを意識することで自然描写の中に入り込め、結果として合いやすくなる?と思いましたが、結果はどうでしたっけ?
 桑田先生は「指揮に合わせるのではなく木管の中での呼吸で合わせるべし」とアドバイスありましたが、ザッツを出せる課所でもなく悩ましい…
2楽章:3拍子のリズムの取り方
 これまで意思統一できていなかった部分ですが、踊りの要素がありながらもリズムははっきり出す(特に2拍目の裏)みたいな
 アドバイスをいただき、まとまりが出てきた感があります。
 TrioのZeit lassenは難しく悩ましい… 私は冒頭のソロで吉川先生より「出だしはもっと内に秘めた感じで」と指摘いただきましたが、
 そんな引き出しないんですよね…
3楽章:音程、というか調性感
 葬送行進曲としての調性感を出すのがソロでも難しいですが、大ユニゾンで合わせるのは本当に難しい。
 吉川先生が常々「場面場面を絵的描写でとらえる」ことが大切と仰ってますが、3楽章に関わらず、全員で同じイメージを共有することが
 音程が合うことにも必要なんだと感じさせられます。
 “10代の少女の恋(でしたっけ?)”も50のおじさんが共感するのは違った意味で難易度高し。
4楽章:スタミナ
 恵子先生が分奏後、「あー疲れた!もういや!」と仰って爆笑でしたが、本当に粘着質ですね。
 山型アクセント、fp、クレッシェンドディミヌエンド… どんだけやらせるんだって感じです。
 しかし本番は間違いなく吉川先生のエネルギーとともに昇華できるものと信じております。

何を書いているのかわからなくなりましたが、吉川先生が最後に仰った「ようやく辻褄があってきましたね。」というのは、
日本語としてはあんまりよくわからなかったですが(すいません)、一筋の方向性が垣間見えた貴重な合宿であったという意味では同感です。

個人的にはマーラーは特別な思い入れがある作曲家でして、ベートーベンやモーツアルトの様な古典が“ちゃんと”吹けないと悩んでいた時に
回ってきた“復活”で、「“ちゃんと”だけが正解でないのね」と視野を広げてくれた大好きなマーラーです。
当日はみなさんと一緒にステージ上でマーラーの空気感を楽しめることを楽しみにしております!

次回はCb宮川さんにお願いいたしました。

Ob:川瀬
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団員の練習会日記 Vol.269-2019年1月27日

後日掲載予定。

フルート 牧田
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2019年01月22日

団員の練習会日記 Vol.268-2019年1月13日

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こんにちは、はじめまして。
クラリネットパートの澤出といいます。
平成最後の年が改まり、厳しい寒さの中にもすがすがしさが感じられる2019年1月13日、本楽団の今年最初の練習が行われました。

次回、当団の演奏会ではモーツァルトとマーラーの交響曲を取り上げます。
モーツァルトは交響曲第31番でマーラーは交響曲第1番、どちらもニ長調の交響曲です。
私は当団の選曲プロセスをあまりよく理解していないのですが、この2名のニ長調交響曲を取り上げる演奏会は、それなりに深い意義があると思います。

マーラーは当時の楽壇の頂点に登り詰めたトップ指揮者でした。
彼の伝記を読んでいると、若い頃から実に多くの歌劇場を指揮者として渡り歩いていたことを知ることができます。
もちろんその中にはモーツァルトも含まれており、1890年12月にブダペストで上演された『ドン・ジョヴァンニ』を聴いたヨハネス・ブラームスは、「本物のドン・ジョヴァンニを聴くにはブダペストに行かねばならない」と語ったと言われています。
また、アルマ・マーラーによると、マーラーの最後の言葉は、「モーツァルトル....!」(モーツァルト、の親称)だったと言われています。
マーラーはモーツァルトの病歴に関心を抱いていて、余命いくばくもないと悟ったとき、自分とモーツァルトのあいだにいくつかの共通点をみつけたのでしょう。
時代も様式もまるで異なる2人ですが、この2人は音楽の都ウィーンを疾風のように駆け抜けてしまいました。
きっとこの2人は音楽そのものでした。

1月13日の合奏は18時20分の開始予定でしたが、「人数も集まっているし、始めましょうか!」のマエストロの一声で10分早く開始しました。
新年早々大変良いことです。
まずはモーツァルトですが、「D-durなので華やかに!」「喜びを持って!」と的確な指示が飛びます。
謎の現代音楽のようだった冒頭の和音は「喜びと勇壮さ」を表す生き生きとした和音へと、田舎の盆踊りのようだった第1楽章のコーダは、オペラの序曲風の生き生きとした華麗なコーダへと生まれ変わっていきます。
合奏は細かく止めては修正していく、というやりかたではなく、大まかな指示をして、あとは流れを重視していこうというものでした。
久々、年明け初回の練習なので、奏者各自に曲を思い出してもらうという意義が大きかったのかもしれません。

「マーラーの交響曲には自然が描写されていると思う。その自然を音色に込めて表現してほしい。」とはマーラーの交響曲に関するお言葉です。
「第4楽章の冒頭は『聖アンデレの殉教』をイメージして」
この指示は、私にはとても興味深いものでした。
というのも、マーラーは友人であり作品の良い理解者であったバウアー=レヒナーに、この曲の主人公は終楽章の最後で死ぬと述べているのです。
もちろんこれは事後的な解釈であり、第2交響曲初演後の発言なので、第2交響曲第1楽章は第1交響曲の主人公の葬儀であるというプログラムにひきつけて語っているのかもしれませんが、常識的な終楽章の捉え方とは違ったこの作曲者の言葉は、ルーベンス最晩年の宗教画に驚くほど相関性が認められると思うのです。
「彼は自分自身に打ち勝ち、第1楽章の主題とともに彼の青春時代の素晴らしい回想が再び出現した後に------死のうちにはじめて勝利を獲得するのです。」

私たちの演奏が心の絶望からの勝利を獲得することができるのかは、、、いまだ未知数ですが、是非その成果を確認に、4/14に墨田トリフォニ―へいらしてくださいね。

次回はフルートパートの才媛、牧田さんです。
posted by brokat at 12:41| Comment(0) | 練習日記

2018年12月31日

団員の練習会日記 Vol.267-2018年12月23日

いよいよ今年もおしまい!
大寒波という事で寒さに震える毎日ですが、木管楽器は特にヒビ割れなんかにも気をつけねばならない季節です。

先週の日曜日は2018年最後の練習となり、モーツァルトとマーラーの二本立てでした。モーツァルトの曲は演奏者なら皆感じるかと思いますが、シンプルなものほど力量が反映される、ごまかしのきかない音楽ですね…!だからこその美しさもあると思うのですが。

対してマーラーの曲からは派手という言葉も似合うような、壮大なオーケストレーションを感じます。今回の練習では4楽章のみを全員がpで吹くという練習をしましたが、先生がおっしゃるように、繰り返すうちに確かに見えてくるものがある気がします。(管楽器吹きとしては中々につらい練習でもあるのですが、これも意味のある作業ですもの!)

ただマーラーの曲は技術的に難しいのはもちろん、すごく繊細な所で難易度の高い事を要求される、気をつかわなければいけない部分が多く感じられます。もちろん他の作曲家もそうだと思いますが、マーラーデビューの私にとってはなおそう感じるのかもしれません。

次回ブロカートの本番は記念演奏会その1という事で、あと4ヶ月間、真摯に向き合っていきたいと思います。

次回のブログは、同じくクラリネットパートの澤出さんです。

クラリネット:宝地戸(米姫)
posted by brokat at 14:53| Comment(0) | 練習日記

2018年12月21日

団員の練習会日記 Vol.266-2018年12月9日

12月9日の練習日記を担当するVaの坂本です。
まず、マーラーの2楽章から合奏スタート。通常配置で始まりましたが、開始早々ブロカートシフトに変更。先生を真ん中に管楽器と弦楽器が向かい合い演奏します。
まずはインテンポで音量も抑えて。以前のクールからも実践していますが、まずは曲の骨格?を掴み、イントネーションを整える、お互いの音を聴きあう練習です。
色んな楽器が、歯車となって掛け合い、パッセージを繋いでいく、そこに重なるように複雑な和音が奏でられるので、お互いの音を聴きあわないと乱れてしまいます。
途中の緩徐な部分。Vaは聴かせどころですが、まだグリッサンドでポジョン移動が定まらず、要練習です。
2楽章から1楽章へ。まずはラミファドの音を捕まえるところから、繰り返し楽器を変えて現れるテーマです。その後は2楽章同様、インテンポ、音量を抑えての練習。途中曲調が変わり転調する箇所では、着地する音を求めて丁寧にイントネーションを確認しました。
音程が高いか低いかではなく気持ちよくなればいいとのこと。朝陽が射し始めるようなイメージ、その先につながる音楽が温かみを持って広がっていくのを感じるように弾きたいです。それにしても複雑な曲です。

一通り、1楽章を終えて、元の並びに戻り、今度は音楽的な演奏でもう一度最初から。
インテンポできっちり刻む演奏から、今度は表情豊かな音楽へ。明確にテンポに現れないようなちょっとした揺らぎを感じ取り、音色も雰囲気を醸し出して、聴かせる音楽に向かっていきます。
2楽章、始まりはペザンテで5小節あたりから進んでいくという指示でしたが、ついつい、和音を弾くのが気持ちよく引きずってしまいました。
そして、4楽章に突入。難しいのです。テンポも、Vaには出番の少ないト音記号も。ひたすら、ゆっくり練習して後はスコア片手に他の楽器との絡みを確認しながら聴きこむのみ。終わり近くのVaのファソラ♭、まだ先生のガイドありですが、次回はガイドなしで毅然と出られるようにしたいです。

休憩を、挟んでモーツァルト2楽章。二つ振りから、いまひとつテンポを掴みきれていないので六つ振りで練習しました。細かい付点のリズムや休符のタイミングを確認。マーラーのような複雑さはないですが、違う正確性が求められる気がします。
引き続き3楽章。8分音符が崩れないようにテンポを落として、更に丁寧に音程を確認しながら練習しました。全体的に音程が上ずっているとの指摘が。3楽章を通し終えて、再び2楽章から今度は音楽的に。フレーズを長く感じ、止まらない。ともすると六拍子になるので二拍子!二拍子!で。3楽章も通して終了です。

次回の練習日記はClの澤出さんです。よろしくお願いします。

Va坂本
posted by brokat at 10:03| Comment(0) | 練習日記