2019年07月15日

団員の練習会日記 Vol.278-2019年7月7日

今回演奏会のメインは「白鳥の湖」全曲版からの抜粋。とはいえそれでもかなりの曲数があります。繰り返し箇所などを所々カットして演奏予定なのですが、Tutti
の練習ではやってもやっても終わらない!というわけで、「白鳥の湖」3回目の本日の練習は終曲あたりからスタート。

最初は第4幕の第28番、終曲前の「情景」から。この曲は「終曲」含めて組曲版でもあるので有名なやつですね。始めは弦楽器の不穏な雰囲気の16
部音符の早いパッセージの掛け合いから始まるのですが、これがとっても音程が取りにくい。弾くとなんか知っている曲となんか違う感じになってしまう?のは練習不足なのでさておきまして、調性が変ホ短調でフラットが
6つも付いてます。

バイオリンはシャープ含め4つまでの調はハ長調よりも意外と弾きやすかったりするのですが、5
つ以上になると逆に途端に弾きにくくなってきます。開放弦が使えなくなったり、運指やポジション基準位置が標準形からずれてくるからですかね。

マエストロからの指示は「もっと泣かせるように」、「満身創痍の雰囲気をだして!」というものでした。終盤の悲劇のクライマックスですからね。

調性にはそれぞれ曲想の特徴があるとされているので、冒頭の調性「変ホ短調」のそれを調べてみました。・・・「最も陰暗、陰気な調の一つ、神秘的な恐怖に満ちた調」

まさにぴったり!



まだまだ技術的な課題が多く曲想を十分に表現できる段階に至っていませんが、チャイコフスキーが選択した様々な調性の意味そして曲想を、技術的な問題を早く吹き飛ばして!表現できるよう、精進いたします。本番には何かを伝えられる「白鳥の湖」を聴衆の皆様にお届けできることをめざして。



次の日記担当者は1stバイオリンの田中丸さんです。(都合により順番入替えさせていただきました)

2ndバイオリン:上野
posted by brokat at 10:00| Comment(0) | 練習日記