2019年08月28日

団員の練習会日記 Vol.281-2019年8月25日

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ついに白井先生のご登場です!
初ソリスト合わせを終え、「早く本番やりたい!」気持ちでいっぱいです。
まあ気持ちだけで、本番に向けてやらなければいけないことは山積みなんですけども…

以下練習内容と感想になりますが、ベートーベンは乗り番ではなくブラームスだけになりますことをご容赦ください。

まず1,2,3楽章を通してから1楽章に戻って詳細確認。
1楽章の冒頭、Va、Vc、Fgで始まる導入から素敵ですね。
吉川先生は「Va、VcはFgの響きに溶け込むように」とアドバイスでしたが、
木管分奏での恵子先生のアドバイスは「Va、Vcの響きに溶け込むように」。
一つの響きになるように、ということで理解いたしました。

個人的な意見として、この曲でオケが一番難しいのは1楽章のVnソロが入る前までではないかと。
吉川先生が仰ったように、白井先生が入ってくればそのノリに同化してしまえばいい。
なんて言うは易しで簡単ではないですが、通常の曲と違ってコンチェルトは正解が目の前に存在しているのかと。
ノリはグルーブ感。常に揺らぎがあって、その揺らぎ感をいかにオケ内で共有できるかがいかに重要で、ということを伝えていただくために「俺も寝ないで頑張ってるのよ」と吉川先生も仰った???

白井先生のグルーブ感を感じる前までの1楽章冒頭、この部分で白井先生ソロに違和感なくつながる前奏ができるかどうかはオケのクオリティーを問われるポイントだと思われ、ゆえに先生も冒頭に時間を使って練習されたと思います。
しかし、ゆったりとしたテンポの中でグルーブ感を共有するのは難しく、特に4分音符だと個人の感じ方によって早かったり遅かったりしますが、
私が教わったのはグルーブ感を感じながら細かいカウントを入れる、です。
1楽章冒頭ですと私は4分音符を演奏しながら16分音符でカウントしています。試されたことがない方は一度お試しください。

さて2楽章は冒頭、ソロを担当しておりますが、テンポに関して意見するなど不遜なことをしてしまいまして恐縮です。
奏者の立場で指揮者にテンポの相談をしたことはないのですが、通しのテンポだと本当に息が持つかどうかぎりぎりの状態で、
横の九乃重女史に「もうちょっと早い方がいいんだけど…」とつぶやいたところ、「やっちゃいなよ」とアドバイスいただき、やってみました。
確信犯です。
でも先生にご理解いただけましたので、「やってみるものだ」と背中を押してくれた九乃重女史に感謝でございます。
という感じでソロは自分の都合で演奏するので勝手なものですが、伴奏いただいている木管、Hrの方々のあのピアノは
とっても大変な演奏であってそれが見事なピアノが奏でられており、このメンバーで演奏させていただけることを感謝して精進したいと思います。

といことでまだまだこれからではございますが、白井先生とこの曲ができるという幸せをかみしめております。
吉川先生は「この曲が一番好きって人がいるらしいんだけど…」と意外なトーンで仰ってましたが、
私はオーボエのソロの存在とは関係なく5本の指に入る好きな曲であり、一生に一度はやってみたい曲でありました。
そんな曲を一番老い先短い私に担当させていただいたオーボエパートのお二方に感謝して日記を終えさせていただきます。

次回は白鳥湖のFlute 1stを担当されます園田さんにお願いしております。

Oboe 川瀬
posted by brokat at 17:30| Comment(0) | 練習日記

2019年08月22日

団員の練習会日記 Vol.280-2019年8月4日

10月の定期演奏会の「白鳥の湖」の抜粋は、バレエに造詣の深い木管トレーナーの菅原恵子先生が選んでくださった曲で構成されています。オーケストラの演奏会でよく採り上げられる組曲版とは違います。順を追って物語が自然にわかるようになっていて、なかなか味のある選曲です。もっとも、楽譜係を務めているぼくとしては、パート譜の制作にけっこう苦労しました。

これまで何度か練習を重ねてきましたけれど、通して演奏した場合に、どのくらい時間がかかるのかがわかりません。そこで、今日の練習では、おかしなところがあっても止めることをせずに、全曲を通してみようということになっていました。

通す前に、これまでうまくできなかった個所をさらいます。まず第12番。ジークフリート王子の前に大勢の白鳥たちが現れ、最後にオデットが姿を見せるという場面です。ここが難しいのです。まずヴィオラの最初の音はHis(シ♯)。C(ド)の異名同音ですが、滅多に登場しない音です。その後も臨時記号が付きまくり、同じ音形が何度も登場するものの、そのたびに調性が変わるので、音程を取るのに四苦八苦します。また、冒頭の16小節の間に徐々にクレッシェンドするという指定も、なかなか思うようにはできません。今季、何度も試みているように、すべて小さい音でゆっくり演奏して、ほかの人の音をよく聴き合うという練習法も実行しました。

次は、第5番、パ・ド・ドゥのコーダ。ヴィオラは最強音で2/4拍子の後打ちを続ける個所。「重くならないで。バレリーナが高く跳べるように、軽く演奏しましょう」という指示がとびます。そして、終曲の一つ手前の第28番。呪いを解くことができないと悟った王子が絶望に打ちひしがれる場面です。

休憩のあとは、いよいよ通し練習です。ところが、その途中、30分ほど経過したところで、かなり大きな地震がありました。練習場は高い階にあるので、みんな不安を感じて、ささやきがざわざわと広がります。ところが、マエストロだけは、まったく揺れに気がつかずに指揮を続けていました。「えっ、地震があったの?」。うーむ、さすがの集中力です。通しての演奏時間は、ほぼ45分くらいだったようです。

次回は、白井篤先生とのブラームスのヴァイオリン協奏曲の初合わせです。第2楽章のソロを担当するオーボエの川瀬博士さんに執筆をお願いしました。


ヴィオラ 鈴木克巳
posted by brokat at 16:26| Comment(0) | 練習日記

2019年08月10日

団員の練習会日記 Vol.279-2019年7月14日

今日の合奏はいつもと違い、NHK交響楽団のヴァイオリン奏者 木全先生にご指導いただきました。
曲目はベートーヴェンの序曲とブラームス ヴァイオリン協奏曲です。

一曲通して演奏して、まず一言。
「ベートーヴェンは、スビトピアノをもう少し意識して。急にフォルテは割合簡単だけど、急にピアノは意識しないと難しい」とのこと。

ピアノができたと思ったら今度は、「抜いた後に、音が死んでしまわないように」とのお言葉。
あとから録音を聴くと、確かにそのように聞こえます。指摘された後の演奏と比べると一目瞭然。音量は減ってもテンションは減らないように気を付けなければいけません。


続いて、ブラームス ヴァイオリン協奏曲の練習に移ります。

6月23日の日記でも触れられていましたが、ブラームスのヴァイオリン協奏曲はメロディがソリストとオーケストラ、オーケストラ内でもパート間で頻繁に入れ替わります。
「自分が主役なのはどこか?次はどこから誰が主役がになるか?」を意識して演奏することが大事だという事を改めて確認しました。

自分の出番が終わる時というものは、えてして「終わったぁ〜!」という感じで力が入ったり抜けすぎたりしてしまうものですが、
実は曲としては次のパートにつながっているわけで、こちらの終わり方と次のパートの入り方がきれいにつながっていないと不自然になります。
一枚の布なのに、途中に変な縫い目が入っているようなものですね。


普段と違う指導者で普段と違うスタイルでの練習は、普段とは違う視点からの指摘や発見があり、とても新鮮です。
「吉川先生と同じ事を言っているんだな」という事でも、違う表現で言われたものとセットで考えることで、より曲への理解が深まるように思います。

なお合奏とは直接関係ありませんが、実はこの翌日が今回のソリスト、白井先生の指導によるパート練習でした。
そういうタイミングでヴァイオリン奏者による指導を受けられたのは、ヴァイオリンパートにとってはちょうど良いタイミングでした。


次回の日記担当はVa.の鈴木さんです、宜しくお願いします。

Vn.田中丸
posted by brokat at 21:39| Comment(0) | 練習日記