2019年03月30日

団員の練習会日記 Vol.272-2019年3月17日

久しぶりに練習日記の当番が回ってきました。
今回の日記を担当する打楽器の尾畑です。

いよいよ、本番まで残り一か月を切りました。
本日の練習は、吉川先生のほかに、Vn.の白井先生と、打楽器の植松先生を
お招きしての練習となりました。

吉川先生が遅れて来られる関係で、モーツァルトの1楽章は白井先生に指揮をして頂き、
その後は吉川先生にバトンタッチです。

今日は前半にモーツァルト、後半にマーラーの練習を行いました。

自分はモーツァルトでティンパニを演奏するのですが、
植松先生が横にいるだけで、実は演奏会よりも緊張しているかもしれません。(汗)
学生時代から植松先生にはお世話になってきましたが、モーツァルトを
教えてもらうのは今回が初めてでした。

ブロカートの良いところは、パートレッスンとは別に合奏時の演奏を
N響の先生に見て頂ける点だと思います。
セクションや個人練習だけでは分からない、オケの中で打楽器がどのように
響いているのか、バランスなどを考慮した上で、どのように叩けばよいのかを、
細々と教えて頂けるからです。

今回のモーツァルトでは、植松先生が、「パウゼの前のオケの響きが
意外と残らないね。」と感想をおっしゃられてました。
そんな時は「ティンパニも音を早めに止めないと、汚い音が残ってしまうから、
早めに止めるように」と教えて頂きました。
なるほど、どうしても楽譜の長さ通りに音をのばしがちなので、
それから音を止めると、確かにパウゼのところで打面を押さえる音が
ハッキリ聞こえてしまっていました。
また、トランペットと重なる箇所は、もう少し長めにトランペットの響きに
あわせて音をのばした方が、良いサウンドになるという点も教わりました。
トランペットと打音を合わせて、リズムを損なわないようには意識していたのですが、
音の長さについては、そこまで気が使えていませんでした。

その他にも様々なことを教えてもらい、今日はとても有意義な練習となりました。
せっかく植松先生にお越し頂いたので、3時間と言わず、もっと練習時間が
欲しいなぁと、練習が終わるときに切に感じました。

マーラーについては、打楽器はまだまだ改善の余地がたくさんあります。
あと残り一か月、演奏会に向けて練習を頑張りたいと思います。

次の日記担当はトランペットの鈴木さんです。

打楽器 尾畑
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2019年03月21日

団員の練習会日記 Vol.271-2019年2月17日

進学し、女子にモテたい一心でジャズドラムかジャズベースがやりたかった2003年の春。
勧誘されるがままに東京電機大学管弦楽部の門をくぐり、その時コントラバスを弾いていた先輩がカッコよく見えてしまったがために、クラシックなんて聞いたことも興味もなかったのに入部。
でも段々とモノになっていくうちに、すげー楽しい楽器だと分かり、いつかは、、、、! と思っていた。

そしていざ、その機会をいただいた今回の記念演奏会。

なんて理不尽な楽器を選んでしまったんだ。。
1ポジションで音が3つしか出ない。しかもハイポジションときた。
スポットライトが当たるとこんなにも難しいとは思わなかった。

今日の合奏、前半は弦管が指揮者を中心に向かい合う特殊配置。後半は本番シフト。
次の合奏まで1ヶ月空いてしまうこともあり、今日は念入り系(悪く言うとしつこい系)の練習。
でも本番まで2ヶ月を切った時点でのこの練習はパートのボロが出て良い。本番まで残された時間がない中で、何に手をつけなきゃならんのかを明確にできるから。
無論、積み上がってる課題は少なくない。

でもまぁ、おととし年末に事故って左肩を粉砕した時はどうなるかと思ったが、、うん、それにしては上々・笑

何より、ブロカートでこの機会をいただけたことに大感謝。さらには、あの日カッコよく見えてしまった先輩も同じオケで隣で弾いてくれているという巡り合わせ。


いやー絶対震えるな、本番。
…よし。ラーメン食いにいこ。
言うまでもなく、練習後のラーメンは練習でカロリー消費してるから、相殺されてゼロカロリー。

コントラバスみやがわ
posted by brokat at 08:24| Comment(0) | 練習日記

2019年02月20日

団員の練習会日記 Vol.270-2019年2月10日〜11日

練習会日記に初登板のOb 川瀬です。
今回は2/10-11に行った合宿の回になりますが、ということは練習分量がいつもより多いので日記量も多い?
とは諸般の事情なりませんのでご容赦ください。(夜のお酒で記憶が…)

しかし、ブロカートの合宿は練習量が多いですね。
弦楽器に至っては2/10AMから分奏されておりましたから、全日程に参加された方はさぞかしお疲れではないかと。
同時にブロカートは恵まれているな、と思うのは、分奏も全てトレーナーの先生に見ていただけており、
全く気は抜けないですが充実度は言うまでもなく、でした!(最後は燃料切れしましたが…)

さて、合宿日記ではないので肝心の練習内容についてふれさせていただきます。
私はマーラーのみでモーツァルトは降り番なので、マーラーのみの内容になることをご容赦ください。

恵子先生の分奏は初日夜に木管のみで1〜3楽章、2日目朝に金管も一緒に4楽章がありました。
記憶が定かでないのでTuttiとも併せて個人的に各楽章で印象的だった部分を以下に挙げてみます。

1楽章:冒頭の木管ユニゾン
 恵子先生からは「機械的に動くのではなく、少し歌の要素もあっていい」というアドバイス。吉川先生からも似たコメントもありました。
 この部分は本当に凍るような静寂の中でのフレーズであり、合わすことだけに集中してしまいがちですが、
 動きを意識することで自然描写の中に入り込め、結果として合いやすくなる?と思いましたが、結果はどうでしたっけ?
 桑田先生は「指揮に合わせるのではなく木管の中での呼吸で合わせるべし」とアドバイスありましたが、ザッツを出せる課所でもなく悩ましい…
2楽章:3拍子のリズムの取り方
 これまで意思統一できていなかった部分ですが、踊りの要素がありながらもリズムははっきり出す(特に2拍目の裏)みたいな
 アドバイスをいただき、まとまりが出てきた感があります。
 TrioのZeit lassenは難しく悩ましい… 私は冒頭のソロで吉川先生より「出だしはもっと内に秘めた感じで」と指摘いただきましたが、
 そんな引き出しないんですよね…
3楽章:音程、というか調性感
 葬送行進曲としての調性感を出すのがソロでも難しいですが、大ユニゾンで合わせるのは本当に難しい。
 吉川先生が常々「場面場面を絵的描写でとらえる」ことが大切と仰ってますが、3楽章に関わらず、全員で同じイメージを共有することが
 音程が合うことにも必要なんだと感じさせられます。
 “10代の少女の恋(でしたっけ?)”も50のおじさんが共感するのは違った意味で難易度高し。
4楽章:スタミナ
 恵子先生が分奏後、「あー疲れた!もういや!」と仰って爆笑でしたが、本当に粘着質ですね。
 山型アクセント、fp、クレッシェンドディミヌエンド… どんだけやらせるんだって感じです。
 しかし本番は間違いなく吉川先生のエネルギーとともに昇華できるものと信じております。

何を書いているのかわからなくなりましたが、吉川先生が最後に仰った「ようやく辻褄があってきましたね。」というのは、
日本語としてはあんまりよくわからなかったですが(すいません)、一筋の方向性が垣間見えた貴重な合宿であったという意味では同感です。

個人的にはマーラーは特別な思い入れがある作曲家でして、ベートーベンやモーツアルトの様な古典が“ちゃんと”吹けないと悩んでいた時に
回ってきた“復活”で、「“ちゃんと”だけが正解でないのね」と視野を広げてくれた大好きなマーラーです。
当日はみなさんと一緒にステージ上でマーラーの空気感を楽しめることを楽しみにしております!

次回はCb宮川さんにお願いいたしました。

Ob:川瀬
posted by brokat at 10:20| Comment(0) | 練習日記

団員の練習会日記 Vol.269-2019年1月27日

後日掲載予定。

フルート 牧田
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2019年01月22日

団員の練習会日記 Vol.268-2019年1月13日

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こんにちは、はじめまして。
クラリネットパートの澤出といいます。
平成最後の年が改まり、厳しい寒さの中にもすがすがしさが感じられる2019年1月13日、本楽団の今年最初の練習が行われました。

次回、当団の演奏会ではモーツァルトとマーラーの交響曲を取り上げます。
モーツァルトは交響曲第31番でマーラーは交響曲第1番、どちらもニ長調の交響曲です。
私は当団の選曲プロセスをあまりよく理解していないのですが、この2名のニ長調交響曲を取り上げる演奏会は、それなりに深い意義があると思います。

マーラーは当時の楽壇の頂点に登り詰めたトップ指揮者でした。
彼の伝記を読んでいると、若い頃から実に多くの歌劇場を指揮者として渡り歩いていたことを知ることができます。
もちろんその中にはモーツァルトも含まれており、1890年12月にブダペストで上演された『ドン・ジョヴァンニ』を聴いたヨハネス・ブラームスは、「本物のドン・ジョヴァンニを聴くにはブダペストに行かねばならない」と語ったと言われています。
また、アルマ・マーラーによると、マーラーの最後の言葉は、「モーツァルトル....!」(モーツァルト、の親称)だったと言われています。
マーラーはモーツァルトの病歴に関心を抱いていて、余命いくばくもないと悟ったとき、自分とモーツァルトのあいだにいくつかの共通点をみつけたのでしょう。
時代も様式もまるで異なる2人ですが、この2人は音楽の都ウィーンを疾風のように駆け抜けてしまいました。
きっとこの2人は音楽そのものでした。

1月13日の合奏は18時20分の開始予定でしたが、「人数も集まっているし、始めましょうか!」のマエストロの一声で10分早く開始しました。
新年早々大変良いことです。
まずはモーツァルトですが、「D-durなので華やかに!」「喜びを持って!」と的確な指示が飛びます。
謎の現代音楽のようだった冒頭の和音は「喜びと勇壮さ」を表す生き生きとした和音へと、田舎の盆踊りのようだった第1楽章のコーダは、オペラの序曲風の生き生きとした華麗なコーダへと生まれ変わっていきます。
合奏は細かく止めては修正していく、というやりかたではなく、大まかな指示をして、あとは流れを重視していこうというものでした。
久々、年明け初回の練習なので、奏者各自に曲を思い出してもらうという意義が大きかったのかもしれません。

「マーラーの交響曲には自然が描写されていると思う。その自然を音色に込めて表現してほしい。」とはマーラーの交響曲に関するお言葉です。
「第4楽章の冒頭は『聖アンデレの殉教』をイメージして」
この指示は、私にはとても興味深いものでした。
というのも、マーラーは友人であり作品の良い理解者であったバウアー=レヒナーに、この曲の主人公は終楽章の最後で死ぬと述べているのです。
もちろんこれは事後的な解釈であり、第2交響曲初演後の発言なので、第2交響曲第1楽章は第1交響曲の主人公の葬儀であるというプログラムにひきつけて語っているのかもしれませんが、常識的な終楽章の捉え方とは違ったこの作曲者の言葉は、ルーベンス最晩年の宗教画に驚くほど相関性が認められると思うのです。
「彼は自分自身に打ち勝ち、第1楽章の主題とともに彼の青春時代の素晴らしい回想が再び出現した後に------死のうちにはじめて勝利を獲得するのです。」

私たちの演奏が心の絶望からの勝利を獲得することができるのかは、、、いまだ未知数ですが、是非その成果を確認に、4/14に墨田トリフォニ―へいらしてくださいね。

次回はフルートパートの才媛、牧田さんです。
posted by brokat at 12:41| Comment(0) | 練習日記